なぜ『シン・ゴジラ』は海外で受け入れられなかったのか―― 原因は“巨災対の家族描写”に? 評論家が考察 . ・シン・ゴジラ、これは勿論、レーザー光線を発射する怪獣の映画だ。けど、これは現在の日本の政治文化に対する、対外強硬主義者的で独善的な批判を繰り広げている。すんごい、すんごい、すんごい、お間抜けな風刺が展開されてるのだ。 ・最初の30分間は、ゴジラは東京に向かっている間、官僚が … | ブログを報告する.

先日、全米で3日間限定で上映された映画『シン・ゴジラ』を観たという、無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の執筆者のひとり、シアトル在住の英日翻訳家・tomozoさん。アメリカ人には到底理解できない… 2016年7月29日に公開され、日本国内で興行収入82億円を超える大ヒットを記録し、数々の映画賞を総なめにした映画『シン・ゴジラ』。, 約12年ぶりとなるゴジラ映画で公開前から大きな話題になっていましたが、期待を裏切らない内容で多くのファンから高評価をもらっています。, しかし、どんな作品でも当たり前ですが「つまらなかった」と思うファンもいるものです。, また日本では大ヒットしたシンゴジラですが、海外ではアジアやアメリカで不発、ヨーロッパでは興行収入100万円を下回る結果にもなっています。. アニメ「ゴジラ怪獣惑星」を見た感想!(''Д'')えーっ!そこで終わる!?(;・∀・)Godzilla! 2018年12月15日 (土) 13:00. シン・ゴジラについてはこのブログでも長々とつい書いてしまったのだが、さて夏に日本で封切られた後、最近になって次々と海外でも公開が始まっている。, 正直、私見では(ファンの方すんません・・)「日本人のための映画」っていう感じで外国の人達には理解が難しいだろうし、つまらないんじゃないか??とか思っていたのだが、実際のところ、彼らはシン・ゴジラをどう見ているんだろう。, 批評家の意見をピックアップし、観客の素直な感想も色々まとめてみた。自分なりに要約してあるので、正確なところを知りたい方はリンク先記事を読んでみてね。, ・シン・ゴジラ、これは勿論、レーザー光線を発射する怪獣の映画だ。けど、これは現在の日本の政治文化に対する、対外強硬主義者的で独善的な批判を繰り広げている。すんごい、すんごい、すんごい、お間抜けな風刺が展開されてるのだ。, ・最初の30分間は、ゴジラは東京に向かっている間、官僚が集まってお互いに何度も事態の説明やら指示やらを何回も繰り返す。どの質問も、二人とか三人の伝言ゲームみたいにして伝えられる。あらゆる部屋に、ダーク・スーツを着た男性が詰め込まれている。ときおり姿を見せる女性も、こうした男性優位の家父長制を乗り切るために、地味な服装をしている。, ・この映画は、過去71年間に渡る日米関係にもう飽き飽きしている様子をみせる。第二次世界大戦後、日本は非軍事化され、もう独自の軍隊を持たない。かわりに、1954年から、自衛隊を保有している。すべての国外からの脅威については、アメリカ合衆国との間に結ばれた条約に依存しているのだ。, この状況は日本の大衆に圧倒的に支持されてきた・・・つい最近までは。北朝鮮がますます脅威とされ、それに2011年の大震災が急速に、一般大衆の、軍備に対して抵抗する意見を変えてしまった。それがシンゴジラにも反映されていて、この映画の中では、自衛隊の潜在的軍事力へ特別なプライドが示されている。並外れてタカ派的でー、1945年以来タブーとされていたことだ。, ・2011年の大震災や、原発事故への風刺もされているが、あまりうまくいっていないし、ごたついている。けれど、巨大怪獣が暴れまわるというエンタメの側面においては、いい場面が沢山あるので、タカ派的な態度や、震災や原発事故へのアレゴリー(寓話)がうまくいってないのも、大目に見ることができる。, この映画は、アニメみたいに、キャラクターの役職や名前を字幕で見せるというアプローチをとっている。これは、単にキャラクター登場の唐突さをなくす手法というだけでなくて、映画のトーン全体を決めている。, つまり、何かが起こるプロセス自体に焦点を当てているのだ。登場人物は、たんに彼らの役職のために存在している。, この手法は、映画に活気をもたらしもするのだが、かといって映画全体を持たせることはできない。, ・映画「シン・ゴジラ」は、ゴジラ第一形態と同じように、ぎこちないものになっている。最初にゴジラが現れたとき、それは、育ち過ぎたオタマジャクシみたいな姿をしていて、しかも、またたき一つしない目玉は大きすぎて、怖い怪獣というよりは、アニメ映画の可愛いキャラクターみたいに見えてしまうのだ。, ・怪獣に、限界を与えるというナイスな試みもされている。体温を冷却するために、海に戻らなくてはいけないという設定だ。これは、ヒーロー達にゴジラ退治の戦略を考えさせる時間を与えるのだけれど、ゴジラそのものを、まるで時々動かなくなってしまうねじまきおもちゃみたいに感じさせてしまうものでもある。, ・シン・ゴジラは、怪獣が暴れまわるアクションシーンもちゃんと含んでいる。ゴジラはちょっと、ぷくぷく太りすぎてる感もあるが、戦車やヘリコプターによる攻撃は、説得力がある。都市の破壊をなるべく避けるために、人間たちは攻撃の程度をだんだんあげていく戦略をとる。最初はマシンガンからはじまり、ミサイル、大砲、そして最後には連携する米軍B-2による爆撃である。これはついにゴジラの皮膚を貫通し、ゴジラによる壮大な反撃をまねくのだ。, ・シン・ゴジラは、ナショナリスティック(国家主義的)なトーンからも、混乱を招いている。もしこの映画の言っていることを信じるとするならば日本は防衛のために外国の勢力に頼ることには飽き飽きしていて、自分たちの軍隊の力を建設し直し、さらに重要なことには、それを使う時の規制をゆるめたいらしい。何よりも、日本はアメリカから指示されるのを欲しない。うむ、ダンディでいいんじゃない・・・。, けど、それは、この映画の文脈・・・巨大怪獣が人口密集した都市部を襲うという状況では、有効かもしれないけれど、実際の世界では、暴力や戦争は減少傾向にあるわけだから、あまり適当な宣言とは思えないわけだ。映画の製作者はそのことに気づいてるのかな。, ・石原さとみの演技に関しては、英語の会話がぎこちないので、とてもアメリカ育ちの人間には思えない。しかも、他の日本人の登場人物は、ゴジラとの戦いの中で、もっとうまく英語を話しているからなおさらだ。日本人の観客は、あんまり気にしないだろうけど、アメリカの観客にはやっぱり気になる。, ・重要な説明をするときに、いちいち登場人物の顔がクローズアップされるのは鬱陶しかった。特に、全然演技ができない俳優の時は、観客はクソみたいな窮屈な独白の画面に閉じ込められるみたいな感じがする。とはいえ、一部は例外として、演技はだいたい堅実だった。音楽もかなり良い。, よかれあしかれ、東宝のゴジラシリーズのリバイバルとしては面白かったし、歓迎すべき一本だったかな。10点中6点てとこか。, ・この映画は、エヴァンゲリオンと歴代のゴジラシリーズのテイストをミックスし、おまけにHPラヴクラフトの風味も投げ込まれた感じ。ブラヴおー!, ・怪獣映画としては、政治的言及が多すぎたけど、とてもリアルといえばリアル。凄いゴジラ映画。, ・政治的な風刺をともなうヒューマンドラマもうまくできていたけど、日本人以外の観客にはあまり意味ないように感じた。とはいえとても力強い映画。, ・今までのどのゴジラ映画でも見れなかったような真にスペクタクルな破壊シーンが見られる。それは、2014年の何百万ドルもの予算がつぎ込まれたゴジラでも見れなかったようなものだ。だけど、CGIが弱い場面もあって、それは第一形態である、地面を這う両生類みたいなゴジラは、しょぼい。あと、光線を吐く場面はだいたい素晴らしくよくできてはいるのだが、その中でも時折ヘボなシーンが見られて、インパクトを落としている。, 石原さとみの英語はヒドイので、父親がアメリカ人であるアメリカ育ちの人物という設定には無理がある。, ゴジラそのものに関しては、はじめて、本当に気味悪い存在となった。ゴジラは、皮膚の下で発光する核エネルギーを持っている。ゴジラ対デストロイヤーのゴジラみたいにそれから爬虫類っぽいヌルヌルした形態から、恐竜のゾンビのような姿に進化するところは、霧の怪獣、ヘドラも想起させる。, この伝説的な怪獣の、驚くほど独創的な1バージョンが生み出されていて、光線を吐く新しいやり方は、ショッキングで印象的だ。, ・90分間にも及ぶ政治についてのシーンは、あつかましくて色っぽい石原さとみの演技のおかげで、耐えられるものになってる。, ・つまらな過ぎる!数年前のリメイクよりはましだが・・・、クローズアップでなんかについて登場人物がひたすら語り続ける・・・。ゴジラの特殊効果はよかったけど、誰かがユーチューブに破壊シーンをアップするまで待ってろよ!, ・だらだらしたシーンもあったけど、ゴジラは、本来のダークなトーンやシリアスな状況設定を取り戻した。, ・単調で退屈だったから、字幕読むのをやめて、自分の好きな映画を頭の中で再生してたよ。, ・今までで最悪のゴジラだと断言する。2時間の映画なのに、3時間くらい(に感じたのか?)は、登場人物たちが、同じことを繰り返し繰り返し話すという場面で構成されている。エンディングもひどい。日本の映画製作業界って気の毒だな・・・。, ・ゴジラが暴れまわる映画だっていう期待をしちゃあいけない。これは、「巨大怪獣が都市部を襲ったときには、どのように対処したらいいのか」を問いかける、災害映画なんだ。もし君が、堅苦しくて四角四面な官僚や、変人の科学者どもや、欲求不満におちいった政府役人に、感情移入できるなら、この映画は観る価値ある。, 石原さとみの英語は、やっぱりネイティブの人からすると奇妙に聞こえるみたいだね。でも、「セクシーでいい!」とか「目立っていい演技」とかいう意見もチラホラあったのだけど。, あと、怪獣ゴジラが活躍するシーンじたいが少なくて、やたらと会話シーンが長いことに辟易した人も結構いたみたいです。, ゴジラについては、莫大な予算をかけたSFX映画を見慣れた観客にとっては、映像効果がしょぼく見えるとこもあったみたいだね。たぶん、いちばん最初のヘビみたいな姿は、パペットぼかったけど、あれはあれで、庵野監督の、手作り感あふれる初期のゴジラ映画へのオマージュだったんじゃないのだろうか。, ラヴクラフトのテイスト入ってるとか、ゾンビっぽいって意見には賛成!アンデッドな気色わるさはあったと思う。, それから、やっぱり、政治的メッセ―ジが強いとか、えらくタカ派に見えるっていうのは、海外の観客でも感じられるようだ。, 人生道草しまくり迷いまくりのstray dogが遂に故郷を見つけるまでの物語。映画、恋愛、仕事や理想の働き方、創作とかについて書く予定でごんす。よろすくすく育て~~。, honeybushteaさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 【シンゴジラ感想】面白い!派の国内&海外評価まとめ 面白い!派の国内評価.

まずは日本人でシンゴジラを観た後に「面白い!」と思った方の感想をご紹介しますね! 「ゴジラがかっこよすぎて怖くて魅力的!」 「邦画の傑作!これぞMade in Japanの底力」 シンゴジラを観た感想・・・絶賛は出来ない理由。色々と危険な側面も有り。【ネタバレ注意報】, 【保存版】カルディで買えるおススメの健康おやつまとめ。ダイエットや美容に良さそうなの集めた◎, ヤマモリのタイカレー全種類を食べ比べて、徹底レビュー!500円以下、日本で入手できる美味しいレトルト。(プーパッポン・レッド・グリーン・イエロー・マッサマン・プリック!!), モスバーガーのソイパティ、おいしい?まずい?どのバーガーで食べるのがおすすめか【大豆ミート。ベジタリアン的メニュー】, 「ディーン&デルーカ」のパンをレビュー。値段高いけど、美味しい?【吉祥寺アトレで購入】. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「邦画特有のお涙頂戴、アイドル起用、家族愛、恋愛要素、テンポの悪さを一切排除したこの映画は邦画の未来が明るいことを示している」, 「家族などではなく、日本の行く末を決める権限を持った政府や官僚達に焦点を絞ったのが素晴らしい」, 「(自衛隊防衛省勤務)作戦が教科書通りで完璧。弾薬や投入戦力のレベル感、作戦基地の描写まで完璧」, 「非常事態発生→対策会議→自衛隊法の議論→閣議決定→記者発表という決定まで時間のかかる国家の描写がリアル。」, 「緊急事態条項や日米安全保障条約、集団保証体制が実際の現場でどう機能するかがわかるリアリティの凄さ」, 「都内在住者としては東京が破壊されていくのを見てて尚更リアルに感じた。職場が破壊されてスカッとした笑」, 「作中に出てくるノートPCが全部統一させてあるわけでなくバラバラ、細部まで凝っている」, 「今作は中に人が入っているんじゃなくてCGで表現されているけど、ゴジラの動く姿を見ていてとても楽しかった」, 「完全に新しいゴジラ。このジャンルでは見たことのない能力を持った新しい怪物。見ていて興奮した」, 「庵野秀明と樋口真嗣は日本のゴジラシリーズのほぼ完璧なリブートを作り上げた。尊敬する」, 「面白い政治スリラーだ。この映画は政府の会議がどれだけ馬鹿げているかを分かっていてそれを面白おかしく描いている」, 「日本人についてあまり知識がない人でもゴジラと核兵器、原子力発電所や環境問題のつながりを理解できるはずだ。今年観た映画の中でベストの一つ」, 日本では政府などのリアリティさを評価する感想が多かったですが、海外ではゴジラについての感想が多かった印象です。, 「序盤は大勢エキストラを使って避難が間に合わない、避難場所が足りない感があったが、後半失速しすぎ。」, 「序盤はゴジラに怯え逃げ惑う人々を描いていて良かったが、その後はゴジラの被害で絶望する人々や悲しみにくれる人々が描かれてなくて残念」, 「映画館出るときにはガキの頃のいい思い出をぶち壊されて気分にしかならなかった。エヴァヲタクは喜ぶ映画」, 人間ドラマが描かれてないのがダメという方が多く、高評価の方は人間ドラマがないのが良かったと言っているので、これはもう本当にその人の好みの問題ですよね。, 豪華なキャスト陣でも誰も印象に残らず、石原さとみさんだけが悪い意味で目立っているというもの。, でもすごく頑張っていたのはわかりましたし、それだけで作品をぶち壊すようなものではなかったと思います。, 「会話が多く、字幕を読むのが大変。しかもかなりの速度で読まなければいけないため疲れる」, 「ゴジラは実際にはリアリティのないもの。だからその他の要素は全てリアリティのあるものにしなければいけない。人物の家族や恋人などの掘り下げがないからキャラに嘘臭さが出ている」, 「ゴジラが東京を破壊するのを観たいのではなく、日本政府がゴジラについて話し合っているところを観たいのなら面白いだろう。会議はどうだっていい、退屈な会話も多い」, 「日本人のためのゴジラ。他国でやっても全くウケないだろう。日本政治や法律などの複雑な専門用語や過剰な情報。それら全て海外の観客にとってどうでもいい情報」, 「今までとは違うゴジラをスクリーンで見てガッカリ。これはゴジラじゃないよ。このモンスターが何者かは知らないけどゴジラは背中からレーザーを放ったり、尻尾から火を吐いたりしない。」, 「この映画の最大の欠点はゴジラの人格が描かれていないこと。共感もカリスマ性もない。現代の日本政府の対応の様子が上手く描かれているものの、ゴジラが何者なのかというコアの部分が失われている」, 海外では吹き替えではなく字幕でしか公開されていないので、吹き替えもあればもう少しヒットしたかもしれませんね。, 今回は映画『シン・ゴジラ』の感想をまとめてみましたが、海外では正直低評価の方が多く、国内では圧倒的に高評価が多かったです。, 文化を越えると伝わらない部分が出てくるのは当然ですし、受け手はそこをつまらないと切り捨てるのではなく疑問や興味を持って欲しいと思いますが、日本に興味のない外国人の方にとっては難しいでしょうね。, Sorry, you have Javascript Disabled!