|

三体 / さんたい は,中国で合計2,100万部を突破したsf小説.3部作で構成されています.第1部の日本語訳は,初版が2019年7月に発売され話題となりました.この記事では,三体 Ⅱ を読むために,三体(第1部)のあらすじ,登場人物,相関図などをまとめています. Apple 福岡,Apple 名古屋栄,5月27日(水)から営業再開を発表.他直営店はいつから再開されるのか!? 中国作家・劉慈欣の『三体』は三部作で構成されている(今回詳しく紹介するのは第一部のみ)。, このうち現在日本では、2020年6月28日に『三体 黒暗森林』が発売されている。『三体 死神永生』に関しては2020年9月現在では、まだ発売日は未定となっている。, 紹介しておいていきなり「読みにくいよ!」というのは恐縮なのだが、序盤は読むのに苦労するだろうと思う。逆にいえばそこを乗り越えられれば、あとはノンストップでいけるはずなので、少し我慢して読み進めてみてほしい。その「読みにくい!」と感じてしまう理由は、主に3つある。, 1つ目は、作者が中国の方であり物語の舞台が中国であること。私自身、中国の文化や歴史や地理に疎いため、世界観に順応するのに少し手間取った。, 2つ目は、登場人物が覚えづらい。これはあるあるが、海外の作品で横文字の登場人物の名前がわかりにくい、覚えづらい、というのはよくあると思う。これと同じで、登場人物が総じて馴染みのない漢字と読み方なのでスッと頭に入ってこなかった。, 3つ目は、序盤は先がまったく見えないこと。『三体』の”さ”の字もでてこないし、歴史の闇を見るような暗い話もでてきて、とっつきにくい感がある。, この第1章が先程述べたようになかなかに曲者な部分。あとから振り返ってみれば必要不可欠なことがわかるわけだが、この最初が難問。しかし450ページほどの本書で、第1章は50ページほどしかないので、そこは安心してほしい。, 主人公で、科学者である汪森(ワン・ミャオ)は、軍と警察の共同組織の会議に招集され、科学者が相次いで不審な死を遂げていることを告げられる。, 汪森は共同組織の指令に従い、学術組織「科学フロンティア」のスパイを引き受けるのだが、その後彼の身を『ゴースト・カウントダウン』という怪現象が襲う。物理学の常識を覆す体験をした汪森は、やがて3つの太陽がある異星を舞台としたVRゲーム『三体』にたどり着くのだが……。, そもそもタイトルの『三体』とは、古典力学の三体問題に由来するものであると思われる。, 天体力学の一分野。三個の物体が、万有引力で引き合っている場合の運動を明らかにする研究。二体問題はニュートンによって解かれたが、三体問題は今日に至るまで厳密な解は得られていない。, つまりどういうこと?と思った方、百聞は一見にしかず。You Tubeで『三体問題』と調べるとシミュレーションの動画がいくつかでてくる。, 簡単に説明すれば、3つの物体は、万有引力の影響で常に位置を変え続けるため歪んだ軌道になり、予測不可能になる。というもの。, そして主人公は、この摩訶不思議な軌道を描く3つの太陽がある異星を舞台としたVRゲームに出会う。誰がなんのためにこのゲームを作ったのか、そしてこのゲームが示唆するものはなんなのか?, 冒頭でも述べたが、序盤こそ乗り切ってしまえば、あとはノンストップの読書体験ができるはずだ。私自身、まだ第2部は読めておらず、これから読むのだが楽しみでしかたない。, そう思えるほど、この『三体』は素晴らしいものだと思う。SF好きはもちろん、普段SFを読まない方も一度手にとってみてはいかがだろうか。, 読書やらカフェ巡りが趣味。読んだ本、行ったカフェの紹介がメインのブログです。ごゆるりとどうぞ。, furikake-gohanさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 三体 / さんたい は,中国で合計2,100万部を突破したSF小説.3部作で構成されています.第1部の日本語訳は,初版が2019年7月に発売され話題となりました.(2020年6月時点で13万部売れています), その三体の第2部『三体 Ⅱ 黒暗森林』(以下,三体 Ⅱ と表記)が,ついに6月18日に発売.三体 Ⅱ は,上下巻構成になっています., 三体 が発売されたのは約1年前,第1部の内容もあまり覚えていません.なので,第1部をさらっと読み返しながら,登場人物と相関図をまとめておきました., 三体 Ⅱ をより楽しむためにも,第1部の内容はある程度覚えておいたほうが良いので,第1部の振り返り用,読書のお供としてお役立てください., 極力ネタバレの無いようにしていますが,予備知識ゼロでストーリーに触れたい人は,読まないようにしてください.基本的には,カバーや帯に書かれているコメント,BOOKデータベースの抜粋です., 理論物理学者で大学教授の父親を,文化大革命で惨殺された天体部物理学者の葉文潔 / イエ・ウェンジエ が本作の主人公.とある日,葉文潔は極秘裏に進む,大規模な兵器プロジェクトのメンバーに加わることに., ナノマテリアル開発者の 汪淼 / ワン・ミャオ は,ある会議に呼ばれ世界的な科学者が次々に自殺していることを知らされる.その背後に見え隠れする謎の組織「科学フロンティア」.科学フロンティアは,世界的に大きな影響力のある学術組織で,汪淼 / ワン・ミャオ は組織への潜入を引き受けることに., 科学フロンティアへの潜入を引き受けた 汪淼は,科学的には起こり得ないゴーストカウントダウンという怪現象に遭遇する., そして,汪淼は3つの太陽が存在する異星を舞台にしたVRゲーム,『三体』に入り込むことに.『三体』に隠された,驚くべき真実とは何なのか., 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。, 以下は,三体 第1部の登場人物と相関図.(現在,読み直しながら相関図は作成中…適宜更新します), 三体(第1部)の冒頭は1967年と1969年の出来事について書かれている.ここから物語のすべてが始まる., 最初に登場する主要人物は,葉文潔(イエ・ウェンジェ)なので,葉一家の家族構成についてはある程度理解しておくこと.最初を理解できないと,物語にのめり込めません., 紅岸基地に入って4年目に,文潔と楊衛寧は家庭を持つ.その後,楊衛寧と雷志成は基地内で起こった事故のため亡くなる.父親の死の直後に,楊冬は生まれる., 文潔は1980年代はじめまで紅岸基地にいて,基地が解体する時にようやく離れる.その後母校で天体物理学の教授となり,定年で退官するまで教鞭をとる., 三体(第1部)の中盤くらいから明らかになってくる,紅岸基地や紅岸プロジェクトの実態.紅岸基地・紅岸プロジェクトは,地球外知的生命体探査を行うための施設であり研究のこと., 基地に入って4年目に,文潔と楊衛寧は家庭を持つ.その後,楊衛寧と雷志成は基地内で起こった事故のため亡くなる., 第二部の冒頭「40数年後」と書かれているので,三体(第1部)での現代は,2009年〜2018年くらいの時代であることが予測できる., 「すべての証拠が示す結論はひとつ.これまでも,これからも,物理学は存在しない.この行動が無責任なのはわかっています.でも,ほかにどうしようもなかった」と,遺書に書かれていた., ナノマテリアル開発者.ナノ素材(マテリアル).毛髪の1/100の細さで道路に仕掛ければ,そこを通る車はナイフでチーズを切るように真っ二つになる-ほどの強度を持つ., 風景写真マニア(作風が評価され,アマチュアだが人気写真家).愛用しているカメラは,Leica M2., 警察官,対テロ作戦司令センター所属,通称・大史 / ダーシー.大史,姓に大を付けた呼び名は「史アニキ」「史ニィ」のようなニュアンス., 北京にある日系企業に勤めている.以前は,三菱電機でナノマテリアルの開発に携わっていた., 数学の天才にして引きこもり,申玉菲の夫.※登場人物紹介には「恋人」と記載されているが,三体(第1部)206ページに「申玉菲の夫」と書かれているので,ここでは後者を正とする., 生物学者,申玉菲と魏成の友人,「科学フロンティア」会員.未来に対する予測の的中率が高いため,未来人と噂が流れる., 天文学者,葉文潔の教え子.北京にある,宇宙背景放射の観測施設で働く.(宇宙背景放射の観測施設 = 中国科学院国家天文観測センター), 三体には様々な組織が登場します.それぞれの組織についても整理しておくと,物語を読んでいて迷子になりません., 三体には,いくつかの用語も登場します.それぞれ覚えておくと物語が理解しやすいです., 申玉菲(シェン・ユーフェイ)がプレイしていたVRゲーム.VRスーツを着用しないとプレイすることができないゲーム., 質量が同じ,もしくはほぼ同程度の三つ物体が,互いの引力を受けながどのように運動するかという,古典物理学の代表的な問題.天体運動を研究する過程で自然とクローズアップされ,一六世紀以降,大勢の科学者たちがこの問題に注目してきた.オイラー,ラグランジュ,およびもっと近年の(コンピュータの助けを借りて研究してきた)科学者は,それぞれ,三体問題のある特定のケースについて,特殊解を見出してきた.後年,フィンランドのカール・F・スンドマンが,収束する無限級数のかたちで,三体問題の一般解が存在することを証明したが,この無限級数は収束が極めて遅いため,実用上は役に立たない., 三体は,『三体』『黒暗森林』『死神永生』の3部作からなるSF小説.冒頭書いたように,日本では2019年に『三体』,2020年に『三体 Ⅱ 黒暗森林』が上下巻で発売され,3作目の『三体 Ⅲ 死神永生』は2021年に日本語版が発売予定., 翻訳書,またアジア人作家として初めてヒューゴー賞を受賞したことで話題になりました.ヒューゴ賞は,SF最大の賞., 元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏や,Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOも三体を絶賛しており,日本でも元マイクロソフト社長の成毛眞さんなどが,三体を勧めています., ここ数年では一番話題になっているSF小説といっても過言ではないので,SF好きの人は読んでおくべき作品だと言えるでしょう., いよいよ本日発売!この本はヤバイ。数十年ぶりの世界的傑作だと思う。ザッカーバーグやイーロン・マスクがSFを読んで育って、壮大で空想的な事業絵図を描いたことを考えると、20年後の若き中国人はヤバイと思う。かれらもまた壮大なビジネスを作り出すだ…, 発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。, “三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)で2100万部以上を売り上げた。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が行刊。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。また、原作短篇「さまよえる地球」が『流転の地球』として映画化、春節中の中国での興行収入が3億ドル(約330億円)に達したと報じられた。今もっとも注目すべき作家のひとりである. ©Copyright2020 多読と海外ドラマで気づいたらTOEIC925点、TOEFL93点を獲得した理系早大生のブログ.All Rights Reserved.

© 2010-2020 KOCCMUSIC.

劉慈欣の小説『三体』シリーズ、6月下旬に第二部『黒暗森林』の日本語翻訳版が発売された。すぐに手に入れ、読み始めると、あまりにスケールが大きくてスリリングで、3日ほどで上下巻読了してしまった。 完結編の第三部『死神永生』の日本語翻訳版が発売されるのは来年春。

Cheng Xin (程心) とYun Tianming (云天明)という二人の人物についての回想(サンキューウィキペディア!) ↓ Cheng Xin (程心)は、物理学専攻でPh. JMウエストン 180 ローファー(J.M.WESTON #180 シグネチャーローファー)を青山店で購入. 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。 『三体』(さんたい)は、中華人民共和国のSF作家劉慈欣の長編SF小説。2006年5月から12月まで、中国のSF雑誌『科幻世界(中国語版)』で連載され、2008年1月に重慶出版社によって単行本が出版された。本作は「地球往事」三部作の第一作である。, 本作、またこれを含む「地球往事」三部作(『三体』三部作ともいう)は中国において最も人気のあるSF小説の一つとされ、2015年時点で50万組以上を売り上げている[1]。また、本作は2014年11月にケン・リュウによる英訳が出版され、これも複数のSF賞にノミネートされるなど高く評価されている。, 日本語版は2019年7月4日に早川書房より発売された。日本語訳は、光吉さくらとワン・チャイの共訳による翻訳原稿を、中国語の分からない大森望が英訳版を読みながら改稿したものである[2]。, 小説の基本設定には、ニュートン力学にある古典的な三体問題を取り込んだものがある。とある三重星系には、生きと滅びを繰り返す三体星人があり、その中の最も新しい世代の三体星人は、地球文明の科学技術より数倍先端なものを有している。, 文化大革命の時、中国共産党中央委員会に直属する「紅岸基地」という、異星人を探すために作られた極秘基地があった。清華大学の物理学教授である父親が紅衛兵の批判を受け、死を強いられたのを目にした天体物理学専攻の女子大生葉文潔は、色々な事情でこの極秘基地に入った。彼女はそこで偶然に太陽の増幅反射機制を究明した。その後、彼女はこの機制を駆使して、密かに地球文明の情報が入った電波を宇宙に送り出し始めた。地球と最も近い恒星系の惑星に生きている異星人——三体星人がこの情報を受け取った。それから、三体の世界と地球の世界は、関わりを持ち始めた。※, 三体星人たちの世界は、地球人が想像しがたい、過酷極まりない世界である。その世界は3つの質量がほぼ一致な恒星からなるため、解析的に解くことはできないとされる(多体問題)。三体星人たちが住む惑星は、この三つの恒星の引力で乱れた軌道を取る。もし一つの恒星が惑星を捕まえて、それをその恒星に回らせたら、三体星人はしばらく穏やかな発展期を迎える。この時期を「恒紀元」と呼ぶ。もしそうでなかったら、日の昇りと暮れは一定の決まりでなくなる。この時期を「乱紀元」と呼ぶ。彼らは「乱紀元」に備えて臨時脱水機能を進化し、危機に対応したが、それはいつでも有効ではない。なぜなら、恒星の運動が乱れるせいで、時には惑星を近寄らせすぎたり、時には惑星を遠ざからせすぎたりして、それに伴って惑星の地表は数千度にまで熱され暑すぎる気候になったり、液体窒素の温度にまで達する寒すぎる気候になったりする。より恐ろしいことに、もし惑星が複数の恒星に同時に近づけば、惑星は複数の引力を受けて裂けてしまう。以上により、三体星人の文明は数百回の滅びを迎えざるを得なかった。しかし更に最も恐ろしいことがある。彼らの住む惑星は、恒星に対して質量が小さいので、いつかは軌道の乱れで、恒星に落ちる可能性がある。そうなれば、三体星人とその文明は永遠に滅亡する。だから彼らにとって残った選択は、宇宙に移民するのみである。三体人はいつも天災に脅かされているため、帝国主義的な社会体制と地球人の道徳を無視する価値観を取らざるを得なかった。そうしないと生き延びることができないからである。, (※葉文潔が三体星人に対して1回目の電波を送信した後、三体星人の平和主義者が「二度と応答するな。さもなくば太陽系の位置座標は三体星人に晒され、地球文明が危機を迎える。」との警告信号を送り返した。しかし、文化大革命の打撃で人類に絶望していた葉文潔は、この警告を無視して再度三体星人に向けて信号を発信した。これを以って、三体星人は太陽系の座標を特定した。), 三体の世界と地球の世界が関わりを持ち始めた後、自然破壊に不満を抱いて人類文明に絶望した人たちは、「地球三体組織」(ETO)という組織を作り上げて,地球の文明を滅ぼし、三体の文明を取り入れようとした。葉文潔はこの組織の精神的なリーダーであった。それと同時に、三体星人は地球に確実かつ順調に移民するために、地球社会と人類を消し去ることに決めた。, しかし、艦隊出発から地球到着まではおよそ450年かかるから、その時の地球の科学技術が三体と同じレベルになるかもしれないと危惧した三体星人は、「智子」プロジェクトを開始した(「智子」とは“智恵のある粒子”のこと。三体星人の科学者は先ず、陽子を11次元から2次元に展開させ、その2次元表面で強い相互作用を使って集積回路を組み込む。これでその陽子を計算機にする。複数の「智子」があれば、「智子」同士の遠隔作用は利用可能。これを利用し、半分の「智子」を三体の世界に残してコントロール用とし、もう半分の「智子」を地球に送り込んで、高エネルギー加速器の研究結果を乱して、物質構造研究を邪魔し、地球人の科学の発展に桎梏を掛ける。これで地球人に科学技術が追い付かれることはなかろう)。それと相俟って、「地球三体組織」も全地球の科学者を暗殺し始めた。, 同志を見つけるために、「地球三体組織」が「三体」オンラインゲームを開発した。それと同時に、諸国の政府も一つになって危機に対応し始めた。本作の主人公である汪淼もこのゲームのプレイヤーになって、漸く「地球三体組織」に潜入することに成功した。史強警察官と連携して、多国籍軍の協力をも受けた汪淼らは、パナマ運河にてナノ材料でできたワイヤーで「地球三体組織」の中枢である船——『審判の日(The Judgement)』を切り刻んで、他の「地球三体組織」の残党をも無事に鎮圧。その後、葉文潔らを捕縛した諸国の政府は尋問と船にあるコンピュータに内蔵されたデータで、初めて三体の文明に関する詳細資料を手に入れた。しかし、三体文明の侵略者が450年後に地球に来ることにかわりはない。科学の発展がすでに「智子」によって桎梏を掛けられた人類は、来たるべき戦いを準備せねばならない。, 初めて『科幻世界』で連載された本小説の第一章「狂乱の時代」(中: 瘋狂年代)には、文化大革命を描く一段落があり、それは清華大学の紅衛兵及び百日大武闘(ゲバルト)を下敷きにする。中国本土で刊行される単行本では、この部分は「中国の政治・社会状況に照らして、文革から語り起こすのは得策ではないという判断」から第七章に移されたが、英語版では著者が本来意図していた構成に戻され、日本語版もそれに準じている[2]。, ケン・リュウが翻訳した英語版は「中国人読者をして「原作より読みやすい」と言わしめた名訳」とされており[3]、日本語版の翻訳者である大森は「ケン・リュウの英訳が原文に忠実でありながら非常に明解でわかりやすかった」として日本語版の目標にしたという[4]。また著者の劉慈欣は「中国文学が外国語に翻訳されると何かが失われやすいものですが、『三体』では、むしろ得ていると思います」とし、中国のSFファンに向けて、英語が理解できるのであれば英語版を読むよう勧めている[5]。, 2015年、第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞。アジア人作家の作品では初めての受賞となった[6]。, 2015年、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグが、2週間ごとにお勧めの本を一冊紹介する企画「A Year of Books」で「三体」をその一冊に選んだ。ザッカーバーグは「最近読んだ重厚な経済学や社会科学の本からの楽しい休憩になる」と推薦した[7]。, 2017年1月16日、当時のアメリカ大統領バラク・オバマは、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、「三体」シリーズの愛読者であると自ら明かした。オバマは「とても想像力豊かで本当に面白かった。広大な宇宙の運命について読んでると、日々直面している議会の問題はかなり些細なもので心配するようなことではないと思えた」と語った[8]。, アメリカの映画監督であるジェームズ・キャメロンは劉慈欣との会見で三体三部作の愛読者であることを自ら明かした[9]。日本のゲームデザイナーである小島秀夫も「三体」シリーズの愛読者であり[10]、日本語版に「普遍性と、娯楽性、そして文学性の、まさに『三体』の重力バランスの絶妙なるラグランジュ点でこそ生まれた、奇跡の『超トンデモSFだ』」と推薦文を寄せている[11]。, 2020年9月1日、Netflixが地球往事三部作のドラマシリーズ製作を発表した[13]。, 大森望が語る、『三体』世界的ヒットの背景と中国SFの発展 「中国では『三体』が歴史を動かした」, How Chinese Sci-Fi Conquered America - The New York Times, Why Mark Zuckerberg wants everyone to read this book that caused a sensation in China, “Transcript: President Obama on What Books Mean to Him”, https://www.nytimes.com/2017/01/16/books/transcript-president-obama-on-what-books-mean-to-him.html, “Dialogue Between James Cameron and Liu Cixin”, https://pandaily.com/dialogue-between-james-cameron-and-liu-cixin-science-is-the-ultimate-foundation-for-science-fiction/, http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2019-07/04/content_74951901.htm, http://j.people.com.cn/n3/2019/0712/c206603-9596829.html, International best-seller 'The Three-Body Problem' to be adapted as a Netflix original series, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=三体&oldid=80252121, スペイン語:El problema de los tres cuerpos 2016, タイ語:ดาวซานถี่ อุบัติการสงครามล้างโลก 2016.