というものです。これにより、公家出身の「華族」や、武士出身の「士族」ではない平民でも苗字を名乗ってもよいことになりました。しかし庶民にとっては苗字を名乗るようになると、新たに課税がされるのではないかと警戒して、名字の届け出を行う庶民は少なく普及しませんでした。いきなり苗字を名乗ってよいといわれて戸惑り、何かウラがあると思われていたのでしょう。現代でいうところのマイナンバー制度の導入経緯に似た部分があるといえます。, 通称「壬申戸籍(明治5年戸籍)」編成のために戸籍法が制定され、苗字の登録が推進されました。この壬申戸籍は「家」を単位として国民を把握するもので、現在のように「夫婦・親子関係」を単位とするものではありません。, この太政官布告によって、今後の公文書に「姓尸(せいし)」=先に紹介した「氏(うじ)と姓(かばね)」を表記せず、「苗字」と「実名(本名)」の2つの要素で表記すると定めました。これにより、古代から続いてきた氏(うじ)と姓(かばね)は廃止され「苗字」に集約されることになり、現代と同じ「苗字」と「名前」の時代が到来したことになります。, すでに登録済みの苗字の変更を禁止しました。個人の識別のための苗字だったことから、安易な変更を禁じたのです。, 苗字の登録が普及しないため、1875年に新政府は改めて名字の使用を“義務づける”太政官布告を出します。これにより、 同事故に関する連載最終回である今回は... 今回の《ファンタジーの玉手箱》は、最近ではTVアニメの『NARUTO -ナルト- 疾風伝』(原作漫画は岸本斉史さん作の『... 彼らには現代の官僚にも近い熾烈な昇進レースが待ち受けており、また高禄の家柄の出身者だからといって、初めから出世が... 古来より我国のことは、『大八島/大八州(おおやしま)』や『秋津島/秋津洲(あきつしま)』、『葦原中国(あしはらの... リンカーン大統領の暗殺事件には数々の謎がある。後に多くの不審点が指摘され、謎の重大歴史事件として現在にまで伝えられている... 前回の【漢詩の愉しみ】『江南春(江南春絶句)』に引き続き、孟浩然の『春暁』に関する記事をお届けします。時期的にも5月後半... 《歴史豆辞典》 殿中でござる!! このように、古代の日本では「氏(うじ)」は血縁集団の呼び名のこと、「姓(かばね)」は天皇が与えた称号のことだったので、「名字」とは異なるものでした。, 藤原氏は朝廷の中で圧倒的な力を持つことになり、「藤原氏」が多くなってきたことで、藤原どうし、お互いの区別がつきづらくなっていました。, 増えすぎた藤原の氏族は、自分たちの屋敷のある京都の地名等から家名(九条・近衛・鷹司・二条・一条等)で区別されるようになり、いつからか自らもその呼び名を名乗るようになりました, 武士たちは自分たちの領地・名田(みょうでん)を守り、かつ明確にするため、自分の支配する土地の地名を名字として名乗ったのです, 姓(かばね)は天皇から授かるもので勝手に変えることは許されなかった一方、自分で自由に決められる「名字」は使いやすく、広がっていきやすかったのです。, この頃になると幕府の影響力が強まり、「苗字を名乗ること」についても支配階級の特権と意識されるようになり、庶民は次第に苗字を公称することを自粛するようになってきます。, 苗字が身分の象徴になったため、武士等の特権階級や一部の庶民(庄屋・名主)を除いて苗字を公の場で名乗ることができなくなってしまいました。, 最終的には全国民の把握、戸籍編成の必要姓もあって、庶民を含む全ての国民が公的に名字を持つことになり、名字について多くの太政官布告(法令)が出されることになります。, しかし庶民にとっては苗字を名乗るようになると、新たに課税がされるのではないかと警戒して、名字の届け出を行う庶民は少なく普及しませんでした。, これにより、古代から続いてきた氏(うじ)と姓(かばね)は廃止され「苗字」に集約されることになり、現代と同じ「苗字」と「名前」の時代が到来したことになります。, 日本の名字は元々「家」を表すものだったため、分家だった場合は本家の名字から漢字を変えたり、読み方を変えたりと「家」ごとに個性を持たせる傾向があった結果、名字の種類が増えたといわれているのです。.

〈25JKI28〉, 【江戸時代を学ぶ】 江戸の武家屋敷(特に大名屋敷・江戸藩邸)について 〈25JKI00〉, 我が音楽趣味とオーディオ遍歴 “第1世代/Season-1.0” 〈759JKI07〉, 【ライバル対決】 独軍 キューベルワーゲン vs 米軍(連合軍) ジープ 〈3JKI07〉, 《ファンタジーの玉手箱》 ナルトもビックリ、本当の“九尾の狐”伝説!! そこに記載されているご先祖は、どんなに古くても「文化」(1804~1816)頃の出生世代が限界となるでしょう。 では、それ以前・・・

皆さんが生まれた時から当たり前のように、名乗っている「名字(苗字)」。 自分の「名字」がいつ決まって、いつから使われるようになったのかをご存知でしょうか?この記事では、古代からの名字の歴史と由来、自分の名字がいつ決まったのかについて、解説します。 //