銀時は少し天邪鬼なだけですからねと松陽が笑い、銀時はそんなんじゃないと少しムキになる。その様子に松陽がまたにこやかに声をかけた。 「まあとにかく、早く帰って一緒に温かいものでも飲みましょう。銀時」 松陽はそう言って銀時の手を引いた。 私達は松陽先生と一緒なら何も怖くない…松陽先生について行きたい!!! - SAY YOU Channel KISS Of Voice! その日、桂と高杉、複数人の男子は出稽古に出ており、松下村塾には松陽をはじめ、銀時と桔梗、出稽古へは行かなかった女子達が静かに眠っていた。, 真夜中に突然、何かが壊されるような音が響き、子供達は跳ね起きる。 大きなものが倒れ、地響きと共に子供達の悲鳴も部屋に響いていた。, パニックに陥り混乱する松下村塾の子供達であったが、銀時と桔梗の2人だけが冷静さを保ち、状況を把握するために立ち上がった。, しばし放心状態に陥る2人であったが、すぐに正気を取り戻し、別の部屋にいるはずの松陽を探しに走り出す。, 目の前にいる松陽は、黒い着物を着た人物数人に取り囲まれ身動きが取れぬよう身体を縄で縛られていたのだ。, それを見て怒りが頂点に達した桔梗が黒い着物を着た輩に恐れることなく立ち向かい、脚に短刀を突き刺す。, しかし輩は怯むことなく突き刺された短刀を引き抜くと、そのまま桔梗の腕を斬りつけた。, 黒い着物…深く被った笠……どこか見覚えのあるこの人物に…遠い記憶が頭を過り、ズキリと頭が痛む…, 松陽を取り戻さんと立ち上がるも、酷い頭痛によって気絶し倒れる桔梗を銀時は咄嗟に受け止めた。, 大切な弟子をこれ以上傷付けられるまいと必死に逃げることを急かす松陽であったが、今の状況を読み込めないままであった銀時は動けずにいた。, 「分からぬのなら教えてやろう。我等の名は天導衆。お前達の師は天に仇なす重罪人だ。…過去を隠してこんな幼子に何を教えている? また、作中において「白夜叉」は黒幕の人物を除いて最も強いとされる。, 吉田松陽と出会う前の幼少時は周囲に肉親縁者と呼べる者はおらず、埋葬されずに放置された死体の所有物をはぎ取りながらたった一人で生活していた。松陽に拾われる際に渡された刀の行方も分かっていない。松陽に拾われてからは桂・高杉とともに寺子屋に通い、彼の教えを受けた。当時から天然パーマ・死んだ魚のような気の抜けた目をしているなど現在とほとんど変わらない風貌で、不真面目かつ寝てばかりだった。しかしこのころから剣術は常人を遥かに凌駕しており、高杉を何度も圧倒していた[注釈 3]。実の親にあたる人物は出てきておらず、家族構成なども不明である。八郎の母が現れたときの言動から、本人曰く家族はいないらしい。, 寛政の大獄の折、幕府に捕縛された松陽を救出すべく、桂・高杉とともに攘夷戦争に参加する(坂本と知り合ったのはこの頃)。戦争では敵味方双方から「白夜叉」[注釈 4]と呼ばれ恐れられるほどの伝説的な活躍を見せる。単独での隠密奇襲が十八番であり、主に攻撃する側だった。しかし、その戦いで多くの仲間を失ったうえ松陽が処刑されたことから、終戦直後に突如姿を消したとされてきた。, しかし「将軍暗殺篇」での回想で、当の松陽を斬首したのは自分自身であったことが明らかになる。天照院奈落に仲間ともども捕縛され、松陽か仲間(桂・高杉)どちらか一方を選ぶよう迫られ、結果的に松陽の首を斬り、仲間の命を救うことを選択した。その後の経緯は不明だが、攘夷志士狩りから逃れるため潜伏生活をしていた模様。しかし保身のためにかつての仲間・自分の娘までも一橋派に差し出して粛清に協力していた攘夷志士を幕府役人の前で制し、志士の娘(のちの池田朝右衛門)の身の安全と引き換えに自ら幕府に捕縛される。拷問の末に処刑されそうになるが、首斬り役人の先代池田夜右衛門によって逃がされ、それ以後は攘夷活動から退いている。その後、放浪中にお登勢の夫・辰五郎の墓に供えてあった饅頭を食べたことでお登勢に恩義を感じ、「旦那の代わりにあんたを守ってやる」と約束して彼女が経営するスナックの2階を間借りし、万事屋稼業を始めた。, 新八・神楽を雇い定春を飼うより以前、金丸・池沢・古橋の3人を雇っていたが、女と関係を持った金丸たちを川に落としていなくなり、また一人で万事屋の営業をしていた。, バラガキ篇の際に自身が白夜叉であることを真選組に明かしているが、その後放置されている。, 将軍暗殺篇では茂茂の影武者として将軍護衛作戦に参加する。そこで伊賀の忍の急襲を受けるも百地に救われ、伊賀の里に匿われる。しかし高杉ら鬼兵隊と神威率いる第七師団の襲撃を受け、将軍を連れて里からの脱出を試みる。, 強靭な夜兎相手に苦戦しながらも近藤ら・百地の協力もあって里の出口に辿り着き、高杉と刃を交える。互角以上の死闘を繰り広げ、互いに瀕死の状態に陥るなか、朧率いる奈落も参戦して窮地に立たされるが、それでも高杉を奈落から守るため瀕死の身で奈落と戦い、救助にきた神楽・神威の援護を受けて窮地を脱する。, さらば真選組篇では近藤に呼び出され、誰もいない真選組屯所で杯を交わす。そして近藤からの伝言を受け取り、彼が茂茂暗殺の責を負って見廻組に逮捕される現場に立ち会うことになる。, 小銭形の部下として配属された土方の歓迎会に呼ばれ、スナック「すまいる」に訪れる。しかしその直後に見廻組を伴い来店した喜々が暴虐の限りを尽くし、お妙を手にかけようとしたことで、土方が喜々に殴りかかった瞬間に自らその拳を受ける形で制止する。そして自身が喜々を殴り飛ばして重傷を負わせ、佐々木に逮捕されかけるが桂が身代わりになったことで脱出に成功する。, その後、真選組が近藤・松平を救うべく黒縄島に乗り込む際に同行し、再び眼前に立ち塞がった朧と天導衆の一人・虚と刃を交える。虚の松陽に似通った素顔に激しく動揺するものの、その後神楽・沖田・信女の力を借り、先陣を切って脱出経路を確保し、近藤の屍を見て戦意を喪失した真選組に叱咤激励し、彼らの闘志を取り戻させ、無事に黒縄島を脱出する。その後、江戸を去ることになった土方とともに行き付けの定食屋に入り、互いに貶し合ってきた宇治銀時丼・土方スペシャルを交換して平らげる。そして「まずい」という感想・清々しい笑顔とともに真選組出立を見送った。, さらば真選組篇での一連の事件に関わった事で幕府を敵に回し、喜々からも「すまいる」での一件で憎悪を向けられるなか、危険を承知で江戸に残り、定春をお登勢に預け、新八・神楽とともに地下都市アキバにある桂一派のアジトで潜伏生活を送ることになる。一方で、喜々を殴りつけたことが攘夷派の間で話題になったらしく、調子に乗った桂が自らの扮装をした写真を幕府に提供したことがきっかけで自身の知らないうちに指名手配犯となってしまった。, 烙陽決戦篇では地下都市アキバに現れた信女・また子・武市から、虚の正体や星海坊主の参戦で窮地に陥った鬼兵隊・第七師団の現状を告げられ、信女よりその救助を依頼されるも拒む。だが星海坊主と神威の対峙を阻止すべく神楽が姿を消すと、新八とともにその行方を追うなかで定春と合流し、神楽をもう一つの家族として連れて帰ってくることを誓い、桂・坂本・万斉ら鬼兵隊の一部とともに地球を発つ。, 宇宙に出て早々に喜々の艦隊の襲撃を受けるも返り討ちにし、鬼兵隊と第七師団の集束場所である「烙陽」へ到着するが、すでに虚率いる奈落・春雨が待ち伏せており、襲撃を受けるも桂・坂本とともに春雨の兵隊を圧倒し、高杉を見つけると同時に神楽を救うために、桂・坂本と三方向に分散して彼らのアジトへ向かう。道中春雨の三凶星の襲撃を受け、冥王星・馬董と対決する。覚眼(さとり)を駆使する馬董に圧倒されるが、自らの殺意を投影させることで覚眼を攻略して撃破し、彼に侍としての道を絶たれた坂本の復讐を果たす。, その後は新八たちの後を追い、道中で奈落の襲撃を受けてしまうも、単身で払い退けて万斉の窮地に駆けつける。同じく目覚めた高杉とも再会し、10年の時を経て攘夷四天王が再集結を果たす。春雨が投入した殺戮兵器「土竜」を複数相手取って圧倒し、高杉・桂・坂本たちが囮になって道を開き、新八・定春とともに神楽を追う。, 虚に敗れた星海坊主に絶望し、自らの手で殺そうと突進する神威の眼前に降り立ち、間一髪で彼を静止する。「最強」の座を求めて星海坊主の命を狙う神威を止めるため矛先を自分に向けさせ、一騎討ちに臨む。, 神威に恐怖のような違和感を植えつけ、最後は形勢逆転して神威を追い込むも、先に自分の限界が訪れ逆に神威にとどめを刺されかけるが、間に入った神楽に神威が動揺したその隙に渾身の一撃を見舞って勝利する。, だがそれが引き金になり、「夜兎の血」が暴発して覚醒した神威に神楽を狙われ、自ら盾になってさらに重傷を負う。しかしそれでも諦めず新八・神楽とともに神威の暴走を止めて、長年続いた兄妹喧嘩に終止符が打たれた。, 春雨の撤退後、高杉の伝言役として訪れた武市から松陽の過去・虚の本当の目的を聞かされる。松陽の遺した最後の希望として虚に抗うべく、地球へ帰還する。, 銀ノ魂篇では桂・坂本がアルタナ解放軍との停戦協定を取りつけるため別行動を取り、江戸へ帰還する。万事屋前で解放軍の兵隊がお妙・たまを連行しようとしたところに現れ、燃え上がる万事屋に届けられた依頼届を受け付け、かぶき町の住人らとともに解放軍を撃退する。, 天導衆に関する手がかりを模索するなか、町人に扮した奈落の襲撃を受けたところを信女に助けられ、天導衆が虚に始末されて解放軍が停戦協定を破棄した事を知る。信女に促され、解放軍の駐屯所にいる虚と対峙するが、彼の不老不死の血を得た奈落と奈落三羽の一人・柩に苦戦し、解放軍の砲撃に巻き込まれてしまう。, 虚を取り逃がし、解放軍の部隊に追い詰められるも、江戸に帰還していた真選組・お庭番衆とともに部隊を退ける。源外による機械を無効化するウイルス兵器の破壊を目論む解放軍を叩くためかぶき町へ戻り、荼吉尼族の一人・王蓋を相手取る。九兵衛らと協力して王蓋を追い詰め、かぶき町へ帰ってきた次郎長・平子親子と溝鼠組とともに辰羅部隊を壊滅させ、王蓋は同族である屁怒絽に倒され、結野家・巳厘野家の幻術で解放軍の兵士たちをかぶき町から追い出すことに成功する。, その夜、つかの間の休息をとるも、失踪した源外を探すため、かぶき町中を駆け回ったところ第七師団と遭遇する。その後、神楽や神威とともに夜兎部隊を蹴散らすが、虚の出現とともにアルタナが噴出され、江戸は壊滅状態となる。そよ姫のもとを去った定春を捜索するなか、信女が星海坊主を連れて合流し、アルタナの結晶刀を渡され、虚と定春のもとへ向かう。虚との戦いでは結晶刀を砕かれたうえ、加勢してきた真選組や第七師団をも一掃され窮地に陥るが、結晶刀の破片が虚の体内に入り、龍脈に飲み込まれた定春がアルタナを抑えていたことで虚の再生能力が低下し、最終的に新八や神楽、真選組と星海坊主・神威親子とともに虚を追い詰めた。しかし、敗北を悟った虚が龍脈へ飛び込み、手を伸ばそうとするも天鳥船の破片が落下し、彼を救うことができなかった。戦争終結後、万事屋へ戻り、神楽が定春を救うため宇宙へ行くと決めた際、自分も「やらなきゃならないこと」ができたとして、万事屋の看板を下ろすことを宣言し、江戸を去った。, 龍脈の中へ消えた虚を見つけ出すため江戸を去り、全国各地の龍穴を調べまわっていた。ある龍穴へ立ち寄った際に宮司から龍穴に漂着した肉片が瞬く間に赤子へと姿を変えた話を聞き、その赤子が虚と確信し引き取る。一度は虚の殺害を決意し、短刀を突きつけたが殺すことができず、そのまま彼を連れて放浪の旅をしていた。そんなある時、崖から落ちかけた虚を助けた際、虚が松陽だった頃の人格を取り戻すが、直後に奈落の襲撃を受け、拘束された虚から結晶石と化した心臓を託され、海へ落ちていった。その後、虚の心臓を破壊する決心がつかず、奈落に追われる日々を送っていた。, 二年後、松下村塾の跡地へ訪れ、朧の墓を建てていた高杉と対峙するが、警察の介入で取り逃がし、土方によって連行されてしまう。取り調べには応じず、機械と化していた山崎の暴走に乗じて警察から逃走し、町で高杉を捜索する。同じく彼の行方を追っていた武市とまた子と再会するが、突如、奈落の襲撃を受ける。奈落との戦闘中に姿を見せた高杉と共闘し、彼が用意した船に乗り込み脱出する。船の中で高杉と情報を交換し、星芒教の存在、虚の生存、そして江戸が星芒教のテロの標的にされていることを知り、高杉から星芒教の壊滅と虚の救出の協力を持ちかけられる。, 高杉とともに二年ぶりに江戸へ帰還し、自分が江戸へ戻ってきたことを悟られないように行動していたが、運悪くお妙や九兵衛、さっちゃん、月詠と立て続けに遭遇し、顔を隠すため九兵衛の下着を被り、彼女の下着を盗んだとして吉原に連行される。尋問中、自分を尾行していた山崎を身代わりにして吉原を脱出し、万事屋の仕事をしていた新八と遭遇する。紆余曲折を経て気絶した新八を連れて万事屋へ戻るが、風呂上がりの神楽から下着泥棒と勘違いされて追われる中で、ターミナルの爆破テロが起こる。高杉に真意を問い質したところに出現した奈落と同時に高杉に虚の心臓を奪われるが、桂の登場により三人で共闘して奈落を一掃し、星芒教に捕らわれた松陽を救出するため、ターミナルへ向かう。奈落残党や星芒教信者の妨害に遭う中で新八と神楽、そして眠りから覚めた定春と再会を果たす。高杉の肉体を乗っ取った虚と対峙し、既に再生能力を失った虚を倒した後、元に戻った高杉の最期に立ち会い、その後、新八達の尽力により松陽と対面し、万事屋を営んでいることを報告して、師の最期を見届けた。最終訓で新八と神楽とともに急用の仕事へ向かう場面で、物語は幕を下ろす。, 題名通り3年Z(ずぃー)組の教師「坂田銀八(さかた ぎんぱち)」として登場。担当教科は現国。, 白衣を着てネクタイはきちんと締めておらず眼鏡をかけ、タバコ(アニメでは煙の出るレロレロキャンディー[注釈 5])を咥えていることが多い。本人曰く「レロレロキャンディーはもの凄くレロレロすると煙が出る」とのこと。実際にアニメの銀八先生ではキャンディーを口から出し、生徒に見せていた。, 言動は原作と変わらないが、生徒たちには信頼されている。職員室の自分の机の周りに読み終わったジャンプを捨てずに置いてある。また「銀魂」が表紙のときは二冊購入することがあるらしい。校長のハタには全く気持ちの伝わらない敬語を使用しているうえ、校長室で爪を切ったり、バスタブを持ってきたり、こたつに入ってモンハンをするなど、あまりに非常識なのも原作と変化はない。本人は万事屋ではないからという理由で戦闘は避けたがるが、本編と同様に腕っ節は強く、不意打ちとはいえ拳銃を持った三人組の強盗をサンダルのみで一方的に倒すほどである。アニメのアバンでは『NARUTO』のネタにおける写輪眼が盗まれた事件において近藤のケツ毛の話になったときは、万華鏡写輪眼のネタとして「ケツ毛鏡写輪眼」と発言している。, 『銀時vs土方!?