古典落語『死神』を一度は聴いてみよう 『死神』は幕末~明治の落語家、初代三遊亭圓朝がグリム童話『死神の名付け親』をベースに作りました。 そこから200年以上、多くの噺家によって親しまれていま … 初心者向けの落語番組が人気を博している通り、何年も前から落語がブームだと言われ続けています。そこで、落語好きの編集部員が2017年に聴いた噺を振り返りつつ、落語を聴いたことのないひとにオススメの9席をセレクトしてみました! ジャンプ・コミックス全13巻、愛蔵版及び文庫版全8巻。 内容. Enjoy the videos and music you love, upload original content, and share it all with friends, family, and the world on YouTube. 寄席に行列ができたり、『超入門!落語 THE MOVIE』や『落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~』などの番組が人気を博したりと、何年も前からブームと言われ続けている“落語”。それでも、何を聴いたらいいかわからないという声もよく耳にします。そこで、落語を聴いたことのないひとにオススメの9席セレクトしてみました。, 映画、テレビドラマ、舞台にもなった『歓喜の歌』をはじめとした数々の新作落語、演劇的な手法で落語を知らない人にもその魅力を伝える『志の輔らくご』など、落語初心者はまず立川志の輔さんからというのが定石。ですが、個人的には長尺の人情噺こそ聴いてほしい。, 1時間近くの噺を飽きさせない、緩急の付け方。1,000人クラスの会場で全員が同じタイミングでぐっと息を呑み、驚き、笑う瞬間。あれは、ぜひ体感して頂きたい。, では、新作はと言えば『モモリン』がオススメ。着眼点、展開など、古典にとどまらない創作能力の高さをお楽しみあれ。, 落語家は季節や時事ネタを踏まえて、その日のネタを決めているそう。今年は、戌年なので『元犬』を聴く機会も多いのでは。動画は古今亭志ん朝さんの高座から。音声だけでもその場の情景が浮かび上がる昭和の大名人。なんて言われるととっつきにくいかもしれないですが、本当に聴きやすくおもしろいのです。, 季節の噺つながりで、三遊亭兼好さんの『二番煎じ』を。寒い冬の晩に、役人に見つからないように鍋をつついて、酒を飲む人たち。本当に美味しそうで、ひとの持つ可笑しみもある。この季節に聴くと、すごくほっこりする噺です。, 元タウン誌記者でその後、魚河岸で働きながら三遊亭好楽さん(笑点のピンクの着物)に弟子入りした兼好さんは、おじいさんがボソボソしゃべるという落語のイメージを確実に崩してくれます。, 動画のタイトルにもあるように、柳家喬太郎さんがまくら(本題に入る前の小咄)でコロッケそばについて語っているのですが、『え、落語ってそんなに自由なの? あ、コロッケそばをそう表現する!』など、驚きと笑いの連続。もちろん本編も面白いので、ぜひ動画でご覧ください。, ちなみに、喬太郎さんの『死神』も一見の価値あり。コロッケそばの後に聴くと、幅の広さに驚きます。, 去年、国立演芸場で聴いた入船亭扇遊さんの『たちきり』は、噺もさることながら客席の集中力が凄まじかった。飴の包装紙を開ける音も、携帯の着信音も、何もしない。扇遊さんが発する音だけが響く。それはそれは、いい体験でした。, 場内での撮影は禁止となっております。 飲酒も禁止となっております。 また、携帯電話の電源はオフにするか、音が鳴らないように設定お願い致します。, 然しながら、聴いて欲しい噺家の動画がないのが、落語を紹介することの難しさ。ですが、『たちきり』を好きになったのは柳家さん喬さんがキッカケなので、こちらをぜひ。映画の番宣でよく聞くあれには懐疑的ですが、泣けます。サゲの鳴り物が効果的で、そして切ない。, さて2017年で一番笑ったのは、三遊亭萬橘さんの『次の御用日』でした。とにかく笑った。腹がよじれるとはこのことか! と思うほどに。サゲに向かって、このまま行くとどうにかなってしまうんじゃないかと思うくらい笑った。やっぱり本人映像はなかったので、上方落語ということで桂枝雀さんでひとつ。, これを機に落語に興味を持った方は、ぜひ生の落語に触れてみてください。音楽がそうであるように、落語も音源とライブは別物。じゃあ、誰を聴けばいいのか。今回ご紹介した方々はもちろん、広瀬和生さんの著作で予習することをオススメします。きっと、「聴いてみたい!」と思える落語家に出会えるはずですから。, フリーランスの編集・ライター。ミーティア編集部員。基本、裏方担当。広告、ファッション、カルチャー、テック。ジャンルレスに対応中。. 死神」として魂を冥界へ連れて行く役を務める死神くんが、老若男女問わず毎回異なる登場人物に対して生の尊さを訴え、召天させていくヒューマンストーリー。

フレッシュジャンプ、月刊少年ジャンプで連載。. 『死神』(しにがみ)は古典落語の演目の一つ。 幕末期から明治期にかけて活躍して多数の落語を創作した初代三遊亭圓朝がグリム童話の第2版に収載された『死神の名付け親』を(おそらく福地桜痴から聞いて)翻案したものである[1]。, なお類話としてイタリアのルイージ・リッチ、フェデリコ・リッチ兄弟の歌劇『クリスピーノと死神』がある。, やることなすこと失敗続きで金もなく、妻にも「甲斐性なし」と貶され、ついに自殺しようとしている男が眼光鋭い痩せこけた老人に声を掛けられる。老人は自らを死神だと言い、男はまだ死ぬ運命にないこと、また自身との数奇な縁を明かして助けてやるという。そして死神は「どんな重病人であっても死神が足元に座っていればまだ寿命ではなく、逆に症状が軽そうに見えても枕元に死神が座っている場合は程なく死ぬ。足元にいる場合は呪文を唱えれば死神は消えるので、それで医者を始めるといい」と助言し、死神は消える。, 半信半疑で家に帰ってきた男が試しに医者の看板を掲げると、さっそくさる日本橋の大店の番頭がやってきて「主人を診てほしい」と相談してきた。既に方々の名医に診せたが匙を投げられ、藁にもすがる気持ちで男の家に来たという。男が店に行き、主人を見ると足元に死神がいたので、これ幸いと呪文を唱え死神を消して病気を治す。またたく間に元気になった主人は男を名医と讃え、多額の報酬を払う。, この一件がまたたく間に広まり、男は名医として数々の患者を治し、その報酬で妾を囲うなど贅沢な暮らしを始める。しかしそれからしばらく経つと、男が訪問する病人はみな枕元に死神がいて治すことができず、しまいにヤブ医者と言われるようになって再び金に困るようになってしまう。, そんな折、大きな商家から声がかかる。男が病床の主人を見れば、また枕元に死神がいたので諦めるよう諭すが、たった一ヶ月でも延命できたら大金を出すという。積み上がる大金に目がくらんだ男は一計を案じ、枕元の死神がうたた寝している隙に店の男手を集めると、主人の布団を持たせて向きを変え死神が足元に来るようにした瞬間に呪文を唱え、死神を消した。これによって主人はみるみる病状が改善し、大金の約束を果たすと男に言う。, その帰り道、男はあの死神に再び声をかけられる。「どうしてあんなことをしたんだ」と非難する死神に対して男は言い訳するが、死神は「やってしまったことはもはやどうでもいい」と答え、男をたくさんの火のついた蝋燭がある洞窟へと連れてくる。そして死神は「この蝋燭の一つ一つが人の寿命だ」「お前の寿命は間もなく死ぬ主人を助けたから、その主人の寿命と入れ替わってしまった」と言って今にも燃え尽きそうな一本の蝋燭を指し示す。驚いた男が「助けてほしい」と必死に懇願すると死神は新しい蝋燭を差し出し、「燃え尽きる前にこれに火を移すことができれば助かる、早くしないと消えるよ」と言う。, そして、男は今にも消えそうな自分の蝋燭を持って火を移そうとするが焦りから手が震えてうまくいかず、やがて「あぁ、消える…」の一言の後演者がその場に倒れ込み、演目は終わる。, もっとも標準的なサゲは「あぁ、消える……」と呟いた後演者が高座に倒れ込むことで、男の「死」を表現するものである(いわゆるしぐさオチ)。またセリフと同時に高座の照明が落ちるサゲもある。, 男の最後のセリフが「消える」となるのは6代目三遊亭圓生から。それまでは「消えた」と言っていた。これは圓生が「死んでしまったら『消えた』とは言えないはずだろう」と考えてアレンジしたとされる。, 一方で、最後のセリフの発言者を死神にして「消えた(「ほら消えた」という言い回しにする場合もあり)」を維持する場合もある。圓生百席(レコード)では映像がないゆえ倒れるしぐさを見せることができないため、全て死神のセリフにして「消(け)えるよ……消えるよ……消えたぁ」と演じている。, 今日の『死神』では、死神から伝授される呪文は「アジャラカモクレン、○○○、テケレッツのパー」というもので、「○○○」の部分は演者により異なる(省略される場合もある)。さらに、呪文に続けて手を二度叩く動作が入る場合もある。, 圓朝の原典に近いと思われる角川書店版の『三遊亭圓朝全集』にはこの呪文は載っていない[4]。, この呪文は話が暗すぎて客受けが悪いことを懸念した6代目三遊亭圓生が笑いを取るためつけ加えて定着させたものである[5]。ただし『死神』に限定しなければこの呪文自身はさらに遡り、 4代目立川談志の「アジャレン、モクレン、キンチャン、カーマル、セキテイ喜ぶ、テケレッツのパア」、または「エンヤカヤハヤ、エッヘイハー、プータゲナー、メイホアツー、チンチロリン」がある[5]。, 死神から伝授される呪文も演者や演出によりそれぞれ若干異なる。圓生は「アジャラカモクレン、アルジェリア、テケレッツのパー」や「アジャラカモクレン、ハイジャック、テケレッツのパー」・「アジャラカモクレン、セキグンハ、テケレッツのパー」・「アジャラカモクレン、キュウライス(キューライソ)、テケレッツのパー」といった録音が残っている。他にも文化大革命の頃には「コーエイヘイ」、ロッキード事件の頃は「ピーナッツ」など、その時々の時事ネタにあわせさまざまな呪文が考案されているようである。立川志の輔は「アジャラカモクレン、ダイオキシン、テケレッツのパー」と唱えた(CD『らくごのごらく』版)。他にも「チチンブイブイ・ダイジョーブイ・テケレッツのパー(アリナミンVドリンクのCMが元ネタと思われる)」がある。また、三遊亭好楽は「アジャラカモクレン、NHK、テケレッツのパー」または「アジャラカモクレン・虎ノ門・テケレッツのパー」と唱えていた。, 古典落語『死神』に関するモチーフ分析と呪文について :『死神の名付け親』(KHM44)との比較において, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=死神_(落語)&oldid=79148810, 演者が倒れ込んだ後、その直後にむっくり起き上がり「おめでとうございます!」などと蝋燭の火の移し替えに成功して助かる, まず、主人公が風邪を引くという伏線が張られる。その後死神が登場し「お前はその風邪が原因で死ぬ」との言葉があり、蝋燭の移し替えのくだりとなる。一旦は成功するが、喜んだところでくしゃみをしてせっかくつけた蝋燭の火を吹き消してしまい、無言のまま演者が舞台で倒れ込む(, 移し替えを成功させた後に安心して気が抜け、思わずついたため息で火を吹き消してしまい、それに死神が呆れ返って「てめぇで消しちまいやがった」と悪態をつく(, 悔しがる死神を振り切るように、火を移し替えた蝋燭を持ちその明かりを頼りに洞窟の出口まで戻り、「どうしても行くのか?じゃあしょうがない」「じゃあ、死神さんもお元気で!」といったやり取りの後、死神から「もう明るい所だから消したらどうだ」と言われてうっかり自分で火を消してしまう(, また、蝋燭の火が消えても生きているパターンもある。ただし、この場合も実際には死んでいるか、まもなく死ぬようなサゲになる。また、この後、死んだ男が新たな死神となり、また別の男に対し自分に儲け話を持ってきた死神と同じように儲け話を持っていくという、エンドレスな展開を予想させるオチ(回りオチ)も存在する。, 「あぁ、消える……」と男が叫んだところで目が覚め、妻が「何を寝ぼけてるんだい、行灯の火が消えたんだよ!」と言ってくるという、全て男の夢だったというオチ(いわゆる夢オチ)もある。, 「その蝋燭は葬式用の蝋燭だからすぐに死んじまう」と言われた後にすぐ死ぬというオチ。.